今回はソニー損保で契約できる「やさしい運転キャッシュバック型」のお話しです。
この自動車保険は安全運転であればあるほど保険料のキャッシュバックが大きくなるという日本では珍しい保険となります。
この自動車保険の契約について、契約する前に行ったトライアル契約やレポート内容、実際に車に計器を設置する方法、条件を満たしたあとのキャッシュバック申込み手続き等を含めてご紹介したいと思います。
とは言っても初回に申込んだのは去年の今頃で、今回は2回目の契約となります。
「やさしい運転キャッシュバック型」とは何か?
「やさしい運転キャッシュバック型」とはソニー損保で契約できる新しいタイプの自動車保険です。
運転中の急発進や急ブレーキ等の事故に直結する運転動作に応じたリスク状況を計測し、運転がスムーズに行われているかどうかを機械的に評価するシステムを利用した保険です。
この計測結果により、運転が安全でスムーズであれば点数に応じて支払った保険料からのキャッシュバックを受けることが可能です。
「やさしい運転」のお客様に、保険料をキャッシュバック*する新しい自動車保険。
*当社基準で評価してキャッシュバックします。評価結果等によっては、キャッシュバックされない場合があります。
01 「やさしい運転」=運転のスムーズさを評価します。
ソニー損保は、急発進・急ブレーキの発生状況と事故リスクに着目しました。この商品では、お客様の運転のスムーズさを評価します。運転がスムーズな方には計測結果に応じて保険料をキャッシュバックする、新しいタイプの自動車保険です。
02 ドライブカウンタで「加速・減速」のスムーズさを計測。
「やさしい運転キャッシュバック型」をお申込みのお客様に ドライブカウンタをお届け。契約車両に設置(工事不要)するだけで 「運転のスムーズさ」の計測がスタートします。
03 ふんわりアクセル、なめらかブレーキを意識してください。
急発進の少ないふんわりアクセル急ブレーキの少ないなめらかブレーキがよい評価につながります。急発進・急ブレーキを検知すると、ドライブカウンタが「ププッ」と音でお知らせ。リアルタイムにお知らせするので、スムーズな運転を自然と意識するようになります。
04 計測結果に応じて、保険料をキャッシュバック。
点数が60点以上なら、点数に応じて保険料をキャッシュバックします。さらに、運転の振返りができる、運転計測結果レポートをお届けします。
また、「やさしい運転キャッシュバック型」には3つの専用特約が追加されます。
この3つの特約は以下のとおりです。
- やさしい運転計測特約
この特約は名称の通りドライブカウンタと言う計測器を用いる特約となります。
- 対人諸費用特約
もし対人事故を起こした場合、契約者が相手側にお見舞いに行く機会があった場合、その諸費用(見舞金や交通費等)に対する一時金を補償する特約です。
- 人傷介護追加払特約
人身傷害の事故で介護が必要となった場合、その介護費用相当分を(人身傷害保険でお支払いする分に)追加支払いを補償する特約です。
キャッシュバック率はどのぐらい?
この保険の肝というべき「キャッシュバック率」が気になるところですが、算定方法は以下のようになります。
点数 | キャッシュバック率 |
90点以上 | 20% |
80点以上 | 15% |
70点以上 | 10% |
60点以上 | 5% |
59点以下 |
キャッシュバック無し |
実際に私がこの保険を2年連続して契約して計器を取り付けていたのですが、良い成績を出せたのでちゃんとキャッシュバックを受け取る事が出来ました。
私の保険料が約3万円前後となっていたので、点数雨が90点以上なら約6,000円程度がバックされる計算となります。
ただし、このキャッシュバック率は契約内容によっては適用されない部分があり、支払った保険料全額に対して計算される訳では無いので注意です。
適用になるのは大体、支払った保険料の約9割前後からの計算になると思われます。
30日間無料のトライアル申込みが可能
この「やさしい運転キャッシュバック型」ですが、実は30日間の無料トライアルを申し込むことが可能です。
私が2年前に最初、この保険がどういったものか気になった時点ではネット情報が乏しかった為、実際の運用方法がどういったものかいまいち分からなかったので躊躇していました。
その頃に30日間無料トライアルが有ることを知って「やるか・・・!」と思い、トライアルにチャレンジしてみました。
無料トライアルのお申込み|やさしい運転キャッシュバック型|自動車保険はソニー損保
【ソニー損保公式】「やさしい運転キャッシュバック型」の無料トライアルへのお申込みはこちら。「やさしい運転キャッシュバック型」では、ドライブカウンタをお車に設置いただき、急発進・急ブレーキの発生状況などを計測、結果に応じてキャッシュバック。
お知らせ
30日間無料トライアルは、2019年4月25日をもって終了しました。
現在トライアル中の方は、以下の案内をご確認ください。
間をすっ飛ばして・・・いきなりトライアル結果発表!!
すいません、トライアル中はブログに上げる予定がなかったので写真を撮影していなかったので、結果のみをご紹介したいと思います。
30日間のトライアル計測が終わってからドライブカウンタを返却した後、数日後にソニー損保からメールで以下の様な「やさしい運転 診断レポート」のPDFファイルが送られてきます。
78点・・・うーん、まずまずの成果でしたね。
上記のページ以外にも急発進・急ブレーキの傾向や、それについてのアドバイス等が載っており、4ページ分ぐらいの運転分析結果が書いてあります。
ドライブカウンタを車に装着した当初は、どの程度のスピードや衝撃で急発進や急ブレーキとして判定されるかが分からず、運転毎に何度か警告判定を食らってましたね。
てか、本番契約に向けて判定度合いを見る為に、自宅の駐車場でわざと急発進・急ブレーキを掛けて動作チェックしたり・・・w
これが原因で評価下がったのかも(´・ω・`)
やさしい運転キャッシュバック型を契約する方法
この「やさしい運転キャッシュバック型」を契約する方法ですが、ソニー損保の通常自動車保険契約とは異なり専用の契約を行う必要が有るため、インターネットの専用ページから直接保険の契約を行う必要があります。
やさしい運転 キャッシュバック型に関するページ。自動車保険のことなら【ソニー損保】公式サイト。走行距離で合理的に保険料を決定。ソニー損保ならではの無料ロードサービスや事故解決サービスをご提供しており、「通販型」自動車保険で売上No1。
ドライブカウンタに限りが有り、それにより契約数に上限が有りますのでタイミングによっては受付が停止されている場合があります。
ちなみに「やさしい運転キャッシュバック型」を契約する内容自体は普通のソニー損保自動車保険と同じで「一般的な自動車保険+やさしい運転特約」と言う形ですので、専用特約以外の部分でオプション追加・変更等が可能です。
本番用ドライブカウンタが到着
ソニー損保の専用ページから「やさしい運転キャッシュバック型」を契約した後はドライブカウンタが来るのを待つのみです。
実際に本番用ドライブカウンタが届いたのは自動車保険契約の開始日から2日後で、普通郵便で一式が届きました。
ドライブカウンタ一式の中身は?
郵便封筒に入ってたのは以下の8点です。
- 送付状
- スタートガイド
- ドライブカウンタ取扱説明書
- 優しい運転特約のご案内
- 計測用カウンタ本体(SADC-01ST)
- カウンタ用ホルダ
- カーペット固定用マジックテープ
ドライブカウンタの外観は?
では本番用ドライブカウンタを観察して見たいと思います。
トライアル用のドライブカウンタは表面が紫色だったのですが、本番用は運転の邪魔にならないグレイな配色ですが、それ以外のボタンや表示は同じようです。
カウンタホルダにマジックテープを貼り付けてみました。
マジックテープの目が荒いので強度的には十分で問題なく車内に設置できそうです。
ちなみにドライブカウンタの裏側には製造番号等が書かれたシールが貼られていますが、書かれているドライブカウンタ機器IDと登録した車体は紐付いていますので、他車に設置する等の不正行為は行わないように注意しましょう。
ちなみに、このドライブカウンタが少し気になったので製造元を少し調べてみた所、どうやらソニー損保とオプテックス株式会社の共同開発品のようで、このオプテックス社独自のセンシング技術が使われているようです。
パートナー事例|安全運転支援製品サイト|オプテックス株式会社
ソニー損保様の新しいタイプの自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」*1は、運転特性*2を計測する専用器「ドライブカウンタ」*3を使用して、 ドライバーの「やさしい運転」を継続的に計測し、運転状況に基づいて保険料がキャッシュバックされる日本で初めての保険商品*4です。
当社のセンサ技術を活用しソニー損保と共同開発したドライブカウンタで、ドライバーの運転特性に応じた保険料の適用が可能となります。
ドライブカウンタを車内に設置
早速ドライブカウンタを車内に設置したいと思います。
トライアル用ドライブカウンタは結構適当に設置してたのですが、本番用は4ヶ月程度の計測期間があるのでしっかりした場所に設置する必要があります。
車内のどの辺に設置するのが最適なのかを考えた所、自分の車の場合は「運転席と助手席の間にあるジュースホルダー付近の助手席側」に設置することに決めました。
安全性を考えて運転中は見えない(気にならない)位置に設置して、見る場合はわざわざ身を乗り出さないと見えない場所です。
なお、スタートガイドに記載された設置例としては「ダッシュボードの上、インパネの横、シフトレバー付近」が推奨となっています。
なお、注意事項として「カウンタを人や物に当たる部分に設置してしまうと、もし当たった時にそれを衝撃として記録される」と書かれており、カウンタ本体をホルダに嵌める際や車内に設置する際に衝撃を与えてしまった場合は、その衝撃を検知して点数が下がってしまうので注意しましょう。
ちなみにカウンタ本体をホルダに嵌める際、ホルダから「カチッ」と音がなるようにしっかり差し込まないと液晶表示が表示されているのに計測されないといった状態なるので注意しましょう。
実際に計測が開始されるまで
ドライブカウンタが運転状況の計測を始めるのは本体をホルダに嵌めた直後からとなり、この計測に必要な日数は設置日から180日以上となります。
なお、実際に液晶画面に計測された点数や成績が表示されるのは運転時間の累計が約5時間以上が必要となりそれまではテスト表示状態となります。
ただし、テスト表示だからと言って下手に触って衝撃を与えてしまうと、それもカウントされてしまいますので注意しましょう。
ちなみに測定が開始されると音がなるようになっており、車のエンジンを掛けると振動を検知して自動でカウンタの電源が入り、”ピロピロ”っと音が鳴るので分かると思います。
- やさしい運転を心がけるポイント
- 発進時:徐々にアクセル踏んでいき、ゆっくり加速して発進する
- 運転中:急ブレーキにならないように車間距離を長めにとる
- 停止時:ブレーキは早めにしてピンポンブレーキで滑らかに止まる様にする
ドライブカウンタの申告時期が到来
ドライブカウンタの申告時期が来るとカウンタ液晶の右側に表示される「初心者マーク」が縦に3つ並びますので、この状態になれば取り外して申告ができるようになります。
また、申告時期(契約日から180日以上)が近づくと、ソニー損保からメールで「【自動車保険】キャッシュバック手続きのご案内」と言う件名で申告時期到来のお知らせが来ます。
この頃になると、ドライブカウンタを設置してたのを忘れていました(^_^;)
そう言えば計測用カウンタを設置した最初の頃は運転する度にカウンタを気にしていたのを思い出します。
信号待ちなどで点数が気になってしまい、ついつい見てしまう・・・(オィオィ
しかし、自分なりの攻略法?と言う名のカウンタに優しい安全運転方法を見つけると、1、2ヶ月後はほとんど気にならなくなっていました。
で、結果と言うと・・・!?
87点という点数が表示されていました(*´∀`*)ヤッタネ
キャッシュバックのWeb申告を行うには、カウンタに表示される申告用のコードが必要になります。
申告コードを表示するには液晶の右上に「申告可マーク」があるのを確認したあと、「申告」ボタンを押すことで申告コード(12桁)が表示されます。
申告コードが表示されたらカウンタをホルダから取り外しますが、その際はまだ計測中の状態となっているので、ホルダから完全に外すまで衝撃を与えないように注意して取り外しましょう。
本体をホルダから取り外した後はWeb申告を行いますが、付属品は全て返却する必要があるので捨てたりしないようにしましょう。
キャッシュバック申告手続き
液晶に表示された申告コード(12桁)はWeb申告で必要となります。
準備が出来たらソニー損保の案内メールの通りに、以下の申告専用ページからキャッシュバック申請を行います。
【ソニー損保公式】やさしい運転キャッシュバック手続はこちら。ドライブカウンタによる計測結果に応じたキャッシュバック額の確認と、キャッシュバック手続ができます。
マイページにログイン後に下記のようにやさしい運転キャッシュバック手続きが行えるようになっているはずです。
「手続開始」ボタンを押すと契約内容が表示されますので間違っていないかを確認して、ページの下にある「やさしい運転キャッシュバック手続き」を押します。
やさしい運転 キャッシュバック手続のページが開いたら申告コード入力画面が表示されますので、ここにドライブカウンタに表示されている申告コードを入力して確認ボタンをおします。
申告コードを入力するとその場でキャッシュバック額が表示されるので分かりやすいですね。
今回は「5,460円」のキャッシュバックになりましたヽ(=´▽`=)ノワーイ
ちなみに対象になった保険料は「5,460円÷15%(80点-90点)=36,400円」となりますね。
キャッシュバック額を確認したら返金先口座の登録を行います。
自分名義の口座を入力して内容に間違いが無ければ「上記内容で確定」ボタンを押して完了です。
キャッシュバック手続き完了が表示されます。なお、キャッシュバックは約1週間後に指定口座に振り込まれます。
ドライブカウンタの返却について
ドライブカウンタの返却方法については、キャッシュバックの申告手続きを行うと数日後に返送用キットが送られてきます。
必要なものはその返送キットに記載されていますので「本体、ホルダ、返送書類」を封筒に同梱して、郵便ポストに投函して返却すれば完了です(返送料不要)。
やさしい運転 診断レポート結果はどうだった?
返送キットでドライブカウンタを返送した数日後、ソニー損保からメールがあり「【自動車保険】「やさしい運転キャッシュバック型」の運転診断レポートをお届けします」の件名で診断レポート(PDFファイル)が送られてきました。
それで、今回の結果は如何に・・・!?
カウンタに表示されていた87点となり、総評で褒められました(*´ω`*)ヤッタネ
他のページでは「急アクセルの傾向」や「急ブレーキの傾向」と言う項目で分析結果が表示されており、そちらは申し分ないとの評価を頂きました。
ただ、計測期間中に強い急ブレーキが1回あった為、総運転時間の割合から90点への上昇が見込めなかったようです・・・残念(;´Д`)ハァ
ちなみに去年の結果は・・・!?
はい、100点だったりしますw
去年は総運転時間が長かったので、割合的に点数が高めにキープ出来たようです。
まとめ
以上がソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」の申込みからキャッシュバック手続きの体験談となります。
私が乗っている区分は軽自動車なのですが、2年前は微妙に保険料が高かった(38,950円)ので、せっかくなら少しでも安くなればと思いつつこのキャッシュバック型の保険にTRYしてみました。
結果的に去年見積もりしていた他の保険会社より自動車保険が安く出来ました。
また、これをきっかけに安全運転について見直す事が出来たので非常に有意義だったと思います(*´∀`)
ちなみに今年から自動車保険に自動ブレーキ割引(ASV割引)が導入されたので、一括見積を行えば保険料が今よりも安くなる可能性があります。
また、安全運転を見直す機会につながる「やさしい運転キャッシュバック型」を検討してみても良いかもしれません。
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