前回は自動車保険会社のソニー損保で契約できる「やさしい運転キャッシュバック型」についてご紹介しました。
今回も自動車保険についての話題となりますが、今年から始まった「自動ブレーキ割引(ASV割引)」と言う特約が増えて、また丁度私の自動車保険更新日が迫っているので保険料の見直しを兼ねて「保険の窓口インズウェブ」で一括見積もりを試してみました。
自動車保険の契約会社を変える理由は?
今年も自動車保険の更新時期が来たのでさっそく契約の見直しを検討したいと思います。
この契約の見直しを行う理由ですが、毎年の保険料は社会の様々な影響で金額が変更になりますので、もしかしたら前回よりも安く抑えれるのでは?と思い、私は毎年自動車保険の更新月の2ヶ月前ぐらいに確認を行っています。
例えるなら携帯電話のMNPを思い浮かべてみると分かりやすいかと思います。
継続して同じキャリアを使い続けても月サポが切れると料金が高くなってしまいますが、MNPをすれば移動先キャリアで大幅な特典を得られる可能性が高いです。
これは自動車保険でも同様で、自動車保険の契約先変更で新規顧客向けの特典が得れる可能性があります。
それで今回は「保険の窓口インズウェブ」を利用して、新たに始まった自動ブレーキ割引がどの程度料金に反映されるのかを調べるために一括見積を試してみました。
「自動ブレーキ割引(ASV割引)」ってなに?
まずは「自動ブレーキ割引(ASV割引)」とはなんぞや?という事ですが、ふわっとしたイメージでは「車に自動ブレーキシステムが付いていれば保険料が安くなるんだろうなぁ」って感じです。
で、具体的な内容はというと・・・
【自動車保険】「ASV割引(自動ブレーキ割引)」と「被害者救済費用等補償特約」の新設について
自動車保険の、2018年(平成30年)4月1日以降を保険始期日とするご契約を対象に、「ASV割引(自動ブレーキ割引)」と「被害者救済費用等補償特約」を新設する商品改定を実施しますので、お知らせします。
■「ASV割引(自動ブレーキ割引)」の新設
安全運転を支援する技術(装置)を搭載した先進安全自動車(ASV:Advanced Safety Vehicle)のうち、自動ブレーキ装置(*1)が装着されているお車の契約について、「ASV割引(自動ブレーキ割引)」として保険料を9%割引きます。(*2)(*3)
(*1) 自動ブレーキ装置とは、自動車が前方の障害物との衝突を回避するため、または衝突速度を下げるために自動で作動するブレーキ装置を指しています。「衝突被害軽減ブレーキ」など、自動車メーカーによって異なる名称で呼ばれている場合があります。
(*2) 一部、割引が適用されない補償や特約(例:弁護士特約、個人賠償特約、おりても特約など)があるため、ご契約の条件等により、ご契約単位の保険料からの割引率が9%とならない場合があります。
(*3) 契約車両が以下の条件をすべて満たす場合に、割引が適用されます。
・用途車種が自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車であること
・用途車種が自家用(普通・小型)乗用車の場合は、保険始期日時点で発売から約3年以内※の型式であること
※型式が発売された年度に3を加算した年(暦年)の12月末までの期間を指します。
・自動ブレーキ装置が装着されていること
■「被害者救済費用等補償特約」の新設
自動運転技術の進展や普及などの環境変化によって生じうるさまざまな状況においても、引続き迅速な被害者救済が図れるよう、「被害者救済費用等補償特約」を新設し、全契約に自動で付帯します。
同特約では、ご契約のお車にシステム欠陥や不正アクセスなど想定外の動作が生じたことにより人身事故または物損事故が発生した場合で(*4)、運転者など被保険者に法律上の損害賠償責任がないことが認められたときに、事故の被害者を救済するために被保険者が支出した費用に対して保険金をお支払いします。(*5)
また、同特約のみで保険金をお支払いした場合は、翌年の継続契約の等級への影響はありません。(*6)(*4) 客観的な事実により、確認できる場合に限ります。
(*5) 被害者に生じた損害額のうち、被害者自身の過失により生じた損害額等を控除した額を、保険金としてお支払いします。
(*6) 被保険者に法律上の賠償責任があると認められた場合は、対人賠償保険や対物賠償保険から保険金をお支払いすることとなり、翌年の継続契約の等級は下がります。
と言うふうに、自動ブレーキが付いていればソニー損保では最大9%の割引が受けれるようです。
自動車保険の契約内容を検討
現在、私が契約しているのはソニー損保の自動車保険で、基本契約条件は以下の通りとなります。
- 契約内容
車名 |
アルト |
型式 | HA36S |
初年度登録年月 | 平成27年(2015年) |
用途車種 | 自家用軽四輪乗用車 |
使用目的 | 主に家庭用 |
契約距離区分 | 5,000KM以下 |
保険期間 | 2017年7月x日~2018年7月x日まで |
ノンフリート等級 | 17等級 |
事故有係数適用期間 | 0年 |
運転者限定 | 本人に限定 |
年齢条件 | 30歳以上補償 |
自分しか乗らないのでお一人様専用契約です(´;ω;`)うっ
ですがその分、保険料は据え置きの「38,950円(1回払い)」です。
なお、この契約にはソニー損保の特定プラン「やさしい運転キャッシュバック型」の特約が含まれていますので一般より割高かも?
次に自動車保険の付帯内容については下記の通りですが、自分で1項目ごと調べながらチョイスをしたものなので価格と保証のバランスが取れていると思います。
- 付帯内容
補償内容 | |||
相手方への補償 | 対人賠償 (1名に付き) |
無制限 | |
対物賠償 (1事故に付き) |
無制限 | ||
対物超過修理費用 (相手車両1台に付き50万円限度) |
対物賠償で補償 | ||
自分や同乗者の補償 | 人身傷害 | 補償タイプ | 車内のみ補償型 |
保険金額 (1名に付き) |
3,000万円 | ||
搭乗者傷害 (1名に付き) |
傷害一時金 | 有り (入通院4日以内1万円、5日以上10万円) |
|
死亡・後遺障害 | 500万円 | ||
無保険車傷害 (1名に付き) |
無制限 (人身傷害で補償) |
||
自分の車の補償 | 車両保険 | 補償タイプ | エコノミー型 (他車との衝突、盗難、火災・台風) |
保険金額 | 115万 | ||
免責金額 | 1回目5万円、2回目以降10万円 (車対車事故免責金額ゼロ特約有り) |
||
新車買換特約 | 新価保険金額 | 無し | |
事故時レンタカー費用特約 | 支払限度日額 | 無し | |
車内身の回り品特約 | 10万円 (免責金額5,000円) |
||
オプション補償 | 自動車事故弁護士費用特約 (1事故に付き) |
300万円 (法律相談費用は年間10万円限度) |
|
日常事故弁護士費用特約 (1事故に付き) |
無し | ||
個人賠償特約 | 無し | ||
おりても特約 | おりても傷害特約 補償タイプ |
無し | |
おりても傷害特約 死亡・後遺障害保険金額 |
無し | ||
おりても傷害特約 入院保険金日額 |
無し | ||
おりても傷害特約 通院保険金額日額 |
無し | ||
ファミリーバイク特約 | 無し | ||
他車運転危険補償特約 | やさしい運転特約に自動的にセットされます | ||
やさしい運転特約 | やさしい運転計測特約 | 有り | |
対人諸費用特約 | 有り | ||
人傷介護追加払特約 | 有り | ||
その他の特約 | 通信販売特約 使用目的・走行距離特約 継続特約 クレジットカード払特約 |
||
割引 | インターネット割引 継続割引 運転者本人限定割引 証券ペーパーレス割引 |
相手への補償や同乗者の補償、オプション補償は一般的に必要最低限で十分なものをチョイスしています。
なお、契約に「やさしい運転キャッシュバック型」が付いているので、通常契約に付けるよりも多くの付帯が付きます。
一括見積もりにチャレンジ!
自動車保険の見積もりには契約情報や車の情報が必要となりますので、下記のものを揃えておきます。
- 必要なもの
- 契約中の自動車保険契約書
- 運転免許証
- 自動車の車検証
- 自動車の走行距離数
- 見積もり開始
準備が出来たら早速見積もりを行ってみたいと思います。
公式サイトの「保険の窓口インズウェブ」にアクセスしてから「一括見積もりスタート」のボタンを押すと見積もり開始です。
基本的に自分の自動車保険契約書の内容を確認しながら状況に合わせた項目を埋めて行く形となります。
「一括見積もりスタート」ボタンをクリックしたら車の情報入力画面が出ますので、車検証を見ながら項目を埋めていき「次へ進む」をクリックします。
次に自動車保険の加入状況や車の利用目的、改造の有無を聞かれますので、正規の内容で項目を選びます。
ちなみに年間走行距離については、前年の走行距離を参考に「+α」を足したぐらいで選べば良いと思います。もしかしたら今年は多く走る機会がある可能性を含めて考慮します。
次は現在加入している自動車保険の内容について聞かれますので、契約中の保険証を見ながら項目を埋めます。
次は運転者の情報を聞かれます。
もし複数台の車を所持している場合や複数所持していても固定の人しか乗らない場合は思い切って契約者本人のみに限定してみると、保険料が安くなる可能性があります。
ただし、契約者以外が乗る場合に本人限定にした場合、事故った時に保険金がおりませんので注意が必要です。
次は保険契約者の情報を聞かれますが基本的に「運営者=契約者本人」だと思います。
ここで入力した情報は見積もりした各保険会社に通知される部分となります。
最後に契約する保険情報を聞かれますので、ここで現在加入中の保険内容や付帯等を決めていきます。
私が契約している保険付帯等が参考になるかもしれません。
前項で決めた内容の確認画面が表示されますので、申込内容に間違いがないかを確認してから「見積もりをGET」ボタンを押すと申込み完了です。
見積の申込みが完了するとすぐに見積もり結果の確認が表示されます。
見積もり結果の種類は即時Web表示と、後日保険会社の方からメールでお知らせする2タイプがあります。
即時Web表示は次の画像に下部ある「SBI損保」辺りに表示されます。
見積もり保険料はいくらになった?
それではいよいよ、今回の見積もり保険料の発表です!
じゃ~ん(^O^)/
保険会社名 | 料金 |
チューリッヒ | 32,670円 |
三井ダイレクト | 27,360円 |
セゾン自動車火災保険 | 28,250円 |
SBI損保 | 26,720円 |
アクサダイレクト | 27,830円 |
イーデザイン損保 | 26,250円 |
ソニー損保* | 38,950円 |
*やさしい保険特約付
むむむ!?・・・ソニー損保高いなっ!(・o・;)
去年ぐらいだと、平均32,000円~33,000円位の見積もり価格で、特約の「やさしい保険特約」のキャッシュバックを差し引けばソニー損保が安くなる計算だったのに・・・。
もし「やさしい保険特約」のキャッシュバック率で最高の「20%」を達成したとしても・・・
38,950円ー(38,950円×20%)=38,950円ー7,790円=31,160円
う~んあまり安くないね(´・ω・`)
安全運転にはある程度自身があるので最高率のキャッシュバックを貰える可能性が高いとしても、結局他と比べて安くないからあまり意味はないかな・・・。
うーん、今回の契約内容での選択肢を考えると、アクサダイレクト、SBI損保、イーデザイン損保あたりが無難かな・・・。
どの自動車保険会社を選んだのか?
今回選んだ自動車保険の会社は・・・
「イーデザイン損保」です!
選んだ理由として、まず保険料が見積もりした中で最安となっており、かつ保険付帯部分が私が求めるものにばっちりマッチしていました(*´∀`*)
ちなみに、付帯の一部調整として車両保険を120万に変更し、また去年の走行距離数が3,000km以下だったので距離数概算を入力してみると・・・
なんと更に保険料が安くなっちゃったYO!(*´ω`*)ヤッタネ
まとめ
毎回自動車保険の更新通知が来てもただ更新するだけの方は特に、今年の自動車保険は自動ブレーキ割引(ASV割引)の登場により保険料がかなり安くなる可能性がありますので、試しに自動車保険の一括見積もりをしてみるのをおすすめします(*^^*)
以上、自動車保険の一括見積を試してみた!でした。
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